Illustratorの超小ネタ:削除を楽にする方法
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日々Illustratorを使っていると、
ちょっとした工夫で作業が楽になることがあります。
今回はそんな中から、
地味だけど意外と効く小ネタをひとつ。
Illustratorで「削除」をもっと速くする小技
Illustratorでオブジェクトを削除するとき、
多くの人は普通に Deleteキー を押していると思います。
もちろん、それでまったく問題ありません。
ただ、作業中に何度も削除をくり返していると、
Deleteキーまで手を動かすのが地味に面倒なんですよね。
そこでおすすめなのが、
F1キーで削除できるようにする方法です。
正直、ものすごく派手なテクニックではありません。
でも、慣れると「あ、これラクだな」と感じるタイプの小技です。
特に、
・ロゴ制作
・トレース作業
・細かい修正作業
こういった、削除を何度も使う作業ではじわじわ効いてきます。
左手をDeleteキーまで伸ばさなくていいので、
小さなストレスがひとつ減る感じです。
設定方法はとても簡単です
使うのは、Illustratorのアクション機能です。
手順はこんな感じです。
① 何かオブジェクトを作る
四角でも文字でもOKです。
② アクションパネルで「新規アクション」を作成
③ 新規アクション作成画面で、
ファンクションキーを割り当てる
(今回は F1キー を設定)
④ 「記録」を開始
⑤ Deleteキーでオブジェクトを削除
⑥ 記録を停止
一度設定してしまえば、あとはF1を押すだけで削除できます。
※ すでに使っているショートカットと被らないようにだけ注意してください。
Macの場合はショートカットの競合に注意
Macを使っている場合、
ファンクションキーがmacOS側のショートカットと競合していることがあります。
その場合、Illustrator側でF1を設定しても、
うまく動かないことがあります。
「あれ?設定したのに反応しないな」というときは、
Mac側のキーボードショートカット設定を確認してみてください。
macOSの設定方法はこちらです。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mchlp2864/mac
ファンクションキーは、アプリやシステムにすでに割り当てられていることも多いので、
動かない場合は別のキーを選ぶのもありです。
オブジェクトだけでなく、テキストにも使えます
この方法は、オブジェクトの削除だけでなく、
テキストの選択部分を削除するときにも使えます。
文字を選択した状態でF1を押すと、
その部分だけを削除できます。
動きとしてはDeleteキーと同じですが、
左手だけで押せるのが意外と便利です。
こういう小さな差って、作業中はけっこう大きいんですよね。
Command + X をよく使う人にも便利です
たとえば、
Command + X でオブジェクトをカットして、
別の場所に貼り付ける作業をしているとします。
その途中で、
「これはいらないから削除したい」
というオブジェクトが出てくることがあります。
このときにDeleteキーまで手を動かさなくても、
F1でそのまま削除できるのが便利です。
さらに大事なのが、
F1での削除はクリップボードに影響しないという点です。
Command + X はクリップボードを使う操作ですが、
F1で削除するだけなら、カットした内容はそのまま保持できます。
つまり、
貼り付けたい内容を残したまま、不要なものだけ削除できるということです。
地味ですが、実際の作業ではかなり助かります。
あまり見かけない方法
この方法、個人的にはかなり前から使っています。
でも、意外と紹介されているのを見かけません。
検索してみても、このやり方は出てきませんでした。
大きな機能ではありませんが、
毎日の作業の中では、こういう小さな工夫がじわっと効いてきます。
Illustratorは、こうやって自分の手に合うようにカスタマイズできるところも魅力です。
作業スピードが少し上がるだけでなく、
手の移動が減ることで、無駄なストレスも減ります。
たった1キーの違いですが、
毎日使うならけっこう大きいです。
次回予告
今回のように、アクションやショートカットを使うと、
Illustratorはかなり「自分仕様」に近づけられます。
次回は、
ショートカットキーの割り当てを使った、自分仕様の設定について
いくつか紹介してみようと思います。
ちょっとした工夫で、
いつもの作業がぐっと快適になります。