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Adobe Illustrator(イラレ)の起動画面を、ちょっと振り返ってみる。

Kawane Kawane

新年あけましておめでとうございます。
今年もHUKでは、日々の制作の中で、
手を動かしながら気になったことや、
長く使ってきた道具について感じたことを、
無理のないペースで書き残していければと思います。

ヴィーナスから、2024・2025年のスプラッシュスクリーン

Illustratorを立ち上げたとき、最初に現れるあの画面。

作業をしている時間に比べれば、ほんの一瞬なのに、
いくつかの起動画面は、記憶のどこかに残っています。

「この頃、こんな画面だったな」とか、
「ああ、この時代よく使ってたな」とか。

自分が最初に触ったのは、たしか Illustrator 5.5。
その頃の起動画面も、いま思えばちゃんと記憶に残っています。

HUKとしても、昔から慣れ親しんできた
Illustratorの起動画面を、少しだけ振り返りながら、
最近のスプラッシュスクリーンを眺めてみたいと思います。

※この記事は、Adobeが英語で公開している公式記事や、
アーティスト本人が発信している情報をもとに、
内容を日本語でゆるやかに整理したものです。

最初のIllustratorと、ヴィーナスのこと

いちばん初期のIllustratorでは、
ルネサンス絵画──
サンドロ・ボッティチェリ の
《ヴィーナスの誕生》をもとにしたビジュアルが、起動画面に使われていました。

今見ると、少し不思議な感じもします。
でも当時のIllustratorは、
「新しいソフト」というより、
長い美術の流れの延長にある道具 だったのかもしれません。

デジタルだけど、ちゃんと“絵”の世界に立っている。
そんな気配が、あのヴィーナスにはあったように思います。


起動画面も、少しずつ変わっていった

その後のIllustratorを思い返すと、
起動画面の雰囲気も、時代ごとに少しずつ変わってきました。

ロゴやバージョン名がしっかり主張していた頃。
グラデーションや立体感が印象的だった時代。
人物モチーフが続いていた時期もありました。

どれも、「見せよう」としていたというより、
作業に入る前の合図 みたいな存在だった気がします。

多くを語らないけれど、
「そろそろ始めようか」と気持ちを切り替えてくれる、
そんな距離感です。


CSからCCへ。アートが前に出てきた頃

CS、そしてCreative Cloudになってからは、
起動画面の印象が少し変わりました。

ツールの顔というより、
誰かの表現が、そっと置かれている場所 という感じ。

起動するたび、一瞬だけ誰かの作品を見て、
そのまま自分の作業に入っていく。

意識するほどではないけれど、
流れとしては、とても自然でした。


デザインができるまで。必見!

2024年のIllustrator

2024年版のIllustratorでは、
アートワークが大きく、すっと画面に置かれています。

「Weird Fishes(奇妙な魚たち)」というテーマのもと、
魚をモチーフにしたビジュアルが画面に広がり、
情報は整理されていて、視線も迷わない。

何かを強く打ち出すというより、
「今のIllustratorは、こんな距離感です」と
静かに示しているように見えます。


そして、2025年のIllustrator

2025年版のスプラッシュスクリーンを手がけているのは
Anthony Lam

以下ホームページより引用(筆者翻訳)

atelieravocado.com/adobe-illustrator-2026-splash-screen↗

2024年版と比べると、
少し柔らかくて、リズムがあって、
どこか楽しさも感じられるビジュアルです。

それでも、起動画面としては前に出すぎない。
見ているうちに、気づけば作業に入っている。

その感じは、ずっと変わっていません。


ヴィーナスから、気づけばここまで

最初期のヴィーナスの起動画面から、
2025年、2026年のスプラッシュスクリーンまでを並べてみると、
見た目はずいぶん変わりました。

でも、
「入口として、どうあるか」という考え方は、
ずっと同じ方向を向いているように感じます。

主張しすぎず、
でも、ちゃんと始まりをつくる。

Illustratorの起動画面は、長く使われる道具だからこそ、
こういう距離感で更新されてきたのかもしれません。


今年は、Illustratorの起動画面に、どんなビジュアルが置かれるのか。

例年通りなら、秋頃のアップデートで、
気づけばまた新しい画面に切り替わっているはずです。

毎年、強く意識しているわけではないのですが、
気づけばやっぱり、少し気になっています。

今年はどんなビジュアルになるのか。
その一瞬を見るのも、楽しみにしています。

この記事について

※HUKが長年使い続けてきたIllustratorの起動画面を振り返りつつ、
海外で公開されている公式情報を、制作メモとしてまとめています。


引用・参考元

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